お問合せからサービス提供開始までの流れをご説明いたします。
お客様より、加工図面を拝領し、加工可否と工具作成と加工コストを検討いたします。
必要な場合は自社によるガラス材料や原器の調達準備も進めます(原器はお客様と弊社でのレンズ精度の基準となるものですので、支給がある場合は社内工程用の複製原器の精度認証について、支給が無い場合は当社準備原器の品質認証にご協力をいただきながら生産準備を進めていきます)。
また、納品形態(トレー、パッキングなど)にご指定がある場合は、相談の上梱包資材準備も行っていきます。
価格等の合意後、通常は事前協議に基づきスケジュールを決定して試作品を納入致します。試作品の納入までの期間は規格精度や材料入手スパンなどにより、現状ではおおむね1か月~2か月程度となります。
社内の標準規格検査のほか、試作品、量産初期品などの段階でおのおののお客様との事前確認にもとづいた評価事項での測定を行います。
量産初期の時点ではレンズ製造では外観検査の過剰・不足を是正するためのお客様との出荷品質の目合わせなどの確認を行います。また、ご要望により工程能力のデータ提出も行います。
工程能力・ばらつきデータ・限度見本などの完備にて、過不足のない納入品質の基準維持は、当社の方針として最も重視するところです。
量産品の納入後には、必要性に応じお客様との協議内容に基づいたロットトレーサビリティ管理を行います。
また、万が一の納入品質トラブルの際には、暫定・恒久に区分した分析と対策の報告を行い、再発の防止を行うマネジメントを徹底しています。